​現在開催中

​内容主義のファンタジー

 【 会 期 】    2020年5月28(木) - 10月4日(日) 

             ( 7/20 - 8/12は2F展示替えのため休館 )

【 会 場 】    1F・3F展示室  

【 開館日 】   会期中の〔木〕〔金〕〔土〕〔日〕曜日

【展示作家】    小杉小二郎(油絵)  樋口千登勢(油絵・版画)

          堤 建二(アクリル画)  河原朝生(油絵) 

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堤 建二  街を旅する
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河原朝生  疾しき人
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樋口千登勢  嬉しい出来事

ファンタジーとはなんでしょう。幻想という意味では想像に横たわる非現実的な色彩だったり、白昼夢という意味ではフワフワと宙を浮いているようなアンバランスな描写だったり、それぞれに思い浮かべるイメージはあっても、絵画においてその意味を限定するのは難問かもしれません。ただ、おしなべて言えるのは、現実との絆を足蹴にするような嘘を誇示することによって、見る側の想像力に火を付け、それによって広がりのあるストーリーを思い浮かべさせるということでしょう。そして、それがアートである以上は「これ可愛いでしょう」と言うような、他愛のないものではなく、ポエムであったり、メルヘンであったり、超現実の美を描き出す必要があります。 ちょっと見たところは、現実離れしていて、挑発的な色やフォルムを楽しんでいるように見える一部の作品が、実は内面的な営みから発生したり、作者の思い入れが宿っていることがあります。そんな作品の発する言葉に耳を澄ませて、自発的なイマジネーションを働かせることが、見る側にとっての最高の楽しみではないでしょうか。 本展は、意図的にしつらえられたイメージを通して、見る側の意欲的な解釈を引き出します。想像力豊かに絵の中に入っていくと、そこには、いろいろな内容が隠されているものです。作者が何を思い、絵を描いたか、その創造の源泉を汲み取ることは難問ですが、絵に描かれた場面や背景を頼りにした、作品の把握の仕方により、あるいは作者が見せたかった、本当のファンタジーを探りたいと思います。

HOKUBU記念絵画館

HOKUBU Memorial Picture Museum

HOKUBU記念絵画館 〒062-0911北海道札幌市豊平区旭町1-1-36

Tel : 011-822-0306(代表) 

Mail : kaigakan@hokubu-kinen.or.jp

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